SFであり、青春ドラマであり、ラブストーリーであり、 究極の家族の物語でもある。
物語の舞台は 21世紀初頭。バイオテロによって世界にはウイルスが蔓延。太陽の下では生きられないが、若く健康な肉体と高い知能を有する進化した新人類【ノクス(夜に生きる存在)】。太陽の下で自由を謳歌しつつも、暮らしは貧しいままの旧人類【キュリオ(骨董的存在)】。2つの世界で対立しながら生きる2つの人間がどうやって融和していくのか─生きることはどういうことなのかを問いかけていく。
主演は若手俳優のなかでも群を抜いた人気と演技力を持つ神木隆之介と門脇麦。神木が演じるのは、キュリオに生まれながらもノクスへの憧れを抱く青年・奥寺鉄彦。『桐島、部活やめるってよ』『るろうに剣心』シリーズ、『神さまの言うとおり』『バクマン。』など話題作への出演が続く神木がさらなる新境地を開いている。一方、門脇が演じるのは鉄彦の幼なじみでノクスへの反感を糧に生きる生田結。彼女もまた『愛の渦』『シャンティデイズ 365日、幸せな呼吸』『アゲイン 28年目の甲子園』とは異なる一面を披露。また、古川雄輝、高橋和也、森口瑤子、村上淳、中村優子、鶴見辰吾、古舘寬治、個性豊かな演技派俳優たちが2人の若き主演を支えている。
舞台と映画の融合によって紡ぎ出される『太陽』という名の物語は、SFであり、青春ドラマであり、ラブストーリーであり、究極の家族の物語でもある。あらゆる要素が組み合わさった、誰も出会ったことのないハイブリッド映画が誕生した。